財政再建中のギリシャですが、EUとIMFから追加融資を受けるための条件として、緊縮
政策を推進することが求められており、これにギリシャ市民が猛反発しています。
増税や公務員のリストラで経済はさらに疲弊することとなり、雇用の機会はさらに減る
わけですから、反発するのも無理はないのですが、打開策はありません。
ユーロがこのような状況下では、為替市場も連日混乱しています。クロス円売りで仕掛け
るしかないようです。自信がないのであれば、様子見に徹しましょう。
「転載開始:フジテレビ系(FNN)」
『財政再建中のギリシャで新緊縮策に反対するデモ 各地で警官隊と激しい衝突』
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20110616-00000563-fnn-int
財政再建中のギリシャで15日、新たな緊縮策に反対するデモが各地
で行われ、警官隊と激しく衝突した。首都アテネの国会前の広場には、
新たな緊縮策に抗議し、およそ3万人が集結した。
暴徒化した一部の若者と警官隊が衝突し、60人以上が負傷した。
ギリシャ政府は、EU(欧州連合)などから、総額1,100億ユーロの協調融資
を受けることで合意したが、そのためには財政赤字削減が必要で、
増税などが計画され、国民の反発が激化していた。
こうした中、パパンドレウ首相は最大野党に大連立を呼びかけたが、
合意できず、内閣改造を行うと発表した。
「転載終了」
首相の首をささげても同意を得られなかったわけですが、恐らくギリシャはこのままでは
IMFからの融資は受けられ無いのではないかと思います。
今月末から来月にかけて金融市場に大きな爆弾が落とされることになるかもしれません。
いつでも逃げられる準備だけは怠らないように心がけたいですね。
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