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外国為替取引で資産運用する為の外貨投資入門





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金利の変動による為替の影響について




■世界中で金融政策が失敗


本来であれば金利が低いところから金利が高いところへお金は移動します。日本では1998
年にビックバンが実施され、外為法が改正されたことで大量のお金が海外へ流出しました。


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すでに日本の政策金利が1%を割る水準にまで低迷してから既に15年近く経過しますが、
世界景気が大きく後退したことによって、主要国との金利差がなくなりつつあります。


実際に米国との金利差はリーマン・ショックから1年経過したのちに逆転しています。


そして、米国は大胆な金融緩和策を10年近く継続していますが、一向にハイパーインフレ
のような状況を迎えていません。むしろマイルドなデフレが続いています。


景気が悪化すると金利の高い国は金利を下げて流動性を高めようとします。


そうすると必然的にお金の価値は下がると思われていましたが、実はお金の価値を下げる
どころか、景気が危機的状況になると、0金利でもお金を溜め込むので、デフレが継続します。





■金融大ショックが来る?


上述した通り日本は既に下げる余地がないレベルにまで金利が低い状態にありますので、
これ以上利下げされる可能性は現段階低いですが、世界中がデフレが進んでいます。


0.25%利下げされたとしても市場での影響は低いと考えられるからです。


また今の米国経済は、上向いているとはいえ、失業率が依然として高止まりしています。


改善したとはいえない状況にあるため、オバマ政権も大胆な政策を打てなくなっています。
今まで金融を中心にアクセルをめいいっぱい踏んできました。


それにより日本のような「悪性デフレ」を避けることができたわけですが、実体経済に中々
反映されていません。ウォール・ストリートは投資先がなくて困ってます!!


資金が供給されても、運用先がないので、大手金融機関がまたやらかすかもしれません。
早ければ2015年前半までに、またま金融大ショックがくるかもしれません。


そうなればまたまた長期間にわたって米ドルが大きく売られる可能性が高いです。





■こうして為替が動く


それでも世界の基準通貨は米ドルなのです。本来基軸通貨というのは安定した貿易を行な
うために経済基盤がしっかりとした国の通貨が選ばれます。


高金利の豪ドルを取引する場合は円で直接豪ドルを買うのではありません。


円→米ドル→豪ドルといった形で取引されることになります。


基軸通貨である米ドルが不安定な状態にありますと、他の国の通貨も連動することとなりま
すので、大きくドル安が進めば反対に大きく円高が進みます。


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