これまで、
外国為替市場では
銀行(中央銀行、市中銀行、投資銀行を含む)のみ取引
することができたため、インターバンク市場と呼ばれていたのですが、規制緩和によって
市場参加者の様子が急激に変化しています。
そして、今では銀行以外にも
証券会社や
保険会社などの
機関投資家、ヘッジファンド、
国際的な大企業、先物やオプションを専業としたトレーダー、そして、取引業者を
介して個人投資家も取引できるようになりました。
ここ最近では、今まで投資には全く興味がなかった層にまで
FXが浸透していますので、
今後もさらに外国為替取引は拡大する可能性を秘めています。
そして、実際に
外国為替市場で取引されている通貨の中で最も取引されているのが、
メジャー通貨(米ドル、日本円、ユーロ、英ポンド)と呼ばれるもので、メジャー通貨の
取引量は市場全体の8割を占めています。
それだけ
通貨としての信用度があるわけですが、こうした背景には、その国の
経済が
安定しており、中央銀行の信用度が高いといった点があげられます。
また、実際の
外国為替取引では
ロング=買い持ち、
ショート=売り持ちで行われるの
ですが、基本的に外国為替取引では、2国間の
通貨を交換することなので、どちらか
の通貨を軸として売り買いされるわけです。
通貨ペアの表示についてですが、
外国為替市場では通貨ペアの最初に表示される
方の通貨を
主体通貨として売り買いを示します。
USD/YEN(ドル・円)ならば主体通貨は
USD(米ドル)となります。ちなみに、この通貨
ペアでのロングは米ドル買い持ちで、ショートは米ドルの売り持ちです。
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