FXは売買手数料よりもスプレッドがより重要です。スプレッドによって利益が大きく変わると
いっても過言ではありません。それくらいスプレッドは利益に大きく影響します。
ちなみにスプレッドは金融機関で取引される仲値を基準に買値であるアスクレートと売値の
ビットレートの差です。といっても分かりにくいと思いますので詳しく説明します。
例えば、米ドルと円のスプレッドが10銭で仲値が1ドル=76円50銭であれば、アスクレート
は76円55銭で、ビットレートが76円45銭になります。
仲値が変動することでアスクレートとビットレートも当然のことながら変動しますので、アスク
レートとビットレートの差は常に同じ状態が保たれることになるわけです。
スプレッドは取引されるFX会社の利益ですので、FX会社によってスプレッドは異なります。
為替差益を狙って積極的にに売買を繰り返す場合はスプレッドが安い方が良いでしょう。
スプレッドは1銭から10銭の間くらいで、米ドルやユーロのような取引量が大きい通貨は割安
に設定されており、オーストラリアドルのような通貨は割高に設定されています。
しかし、スプレッドが安ければ良いというわけではありません。約定すると大きくズレる場合が
少なくありません。ですので、スプレッドが割安でなおかつ固定のところがベストです。
PR