FXと外貨預金を比較した場合、FXの方が外貨預金よりも取扱通貨の数が圧倒的に多い
です。外貨預金は米ドルをはじめとした主要7通貨程度です。
一方、FXの場合は主要通貨意外にも南アフリカランドやトルコリラといった新興国通貨も
取り扱っているFX会社が多く、数十通貨を取引することができます。
基本的に為替レートは通貨と通貨の交換レートですので、通貨の数だけ通貨ペアが存在
します。しかし、FXを取引しはじめたころというのは右も左も分かりません。
こうしたことから通貨ペアから取引すればよいのか迷ってしまいます。ですので、もっとも
我々日本人に馴染み深いドル・円から取引を始めることをオススメします。
外国為替市場での取引高の9割を米ドルが占めています。米ドルは基軸通貨なので実需
と投機の両方で需要が高いため市場規模が大きいのが魅力です。
取引量でいえばドル・円よりもユーロ・ドルの方が多いですが、外貨同士の通貨ペアを最初
から取引するよりも、ドル・円で取引を始めて慣れてから外貨同士の通貨ペアを取引すべ
きです。しかし、ユーロ・ドルは指標として大変重要ですので無視できません。
ユーロとドルの力関係で当日の相場が決まるといっても過言ではありません。ユーロ・ドル
でユーロ高となるとドル・円も連動するような形で円高が進みます。こういったことが分かり
ますので、ドル・円とユーロ・ドルの動きは常に把握できるようにすべきです。
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