FX(外国為替証拠金取引)に限らず、実際に投資を行っている方々は、大きくなる可能性の
ある不確実な利益よりも、確実に手にすることが出来る利益の方が好まれます。
そして、反対に確実に大きな損失を被ることよりも、これから縮小されるかもしれない不確
実な可能性が好まれます。こうしたことからも分る通り、常に正しい方向へ導くためにも自
ら強く意識しなければ、相場での投資家の行動は、損失を被るように動くことになります。
ですので、相場に入る前に設定した売買ルールの利食いと損切りのラインを、最後まで変
えることなく忠実に実行する必要があります。(特別な場合を除く)
この利食いと損切のラインについてですが、もしこれからFX取引を始められるのであれば、
損切りに対する利食いを1対2とすれば、50銭幅で損切りし、利食いを1円幅となります。
こうすることで、10回のうち6回勝てば、利益があげられますので、かなり精神的に余裕を
もって相場に挑めます。こうした一見して何でもなさそうな売買ルールを設定して取引を
行なうのと、そうでないのとでは結果が大きくことなります。
特に外国為替市場は、株式などの他の金融市場と比較しても値動きが激しいので瞬時の
適切な判断を求められます。慣れてきましたら、さらに条件を増やすことで、より迷いが少
ない状態を保ちながら売買することができます。
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FX 利食い 損切り
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