外国為替市場で取引が行なわれることによって、外貨の交換比率は毎日、毎時間、毎分の
ように変化しています。実際には毎秒といっても良いかもしれません。
こうした
外国為替取引にて、為替レートが変化するのは通貨の需要と供給のバランスです。
ドル円相場にて、円を売ってドルが欲しいとする人が増えればドル高、円安となります。
反対に、ドルを売って円が欲しいとする人が増えればドル安、円高となります。そして、通貨
を売りたいとする欲求は、投資家の中で、その通貨の価値が下がった時に起こります。
こうした背景から、もし片方の通貨が多くの市場参加者に求められることになれば、もう一方
の通貨が必要なくなった時点で、この通貨を売ることで、欲しい通貨を買います。
ですので、当然のことながら欲しい方の通貨の価値は上昇しますので、必然的に為替レート
も変動します。その結果として、外国為替市場では人気のある通貨の価値が上がり、反対に
人気のない通貨の価値は下がることになるわけです。
先に述べたとおり、通貨の価値が変化する直接てきな要因はファンダメンダルズによるもの
です。国家の経済成長率や貿易収支、卸売物価、経常収支が重要視されます。
実際に、これらの指標が為替レートに中長期的に影響しますので、FXなどの外国為替取引
でこうした重要な主要各国の経済指標の発表を無視することはできません。
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