金融危機が拡大した事によって米国の
政策金利が量的緩和によって過去最低の水準まで利下げされることとなりました。これによりついに日米の
金利差が逆転しました。
日本の場合は10年以上に渡ってバブル崩壊による不良債権処理に追われることになり
ましたが、米国の場合は全てにおいて行動がスピーディーなため2〜3年のうちに景気
は好転すると多くのエコノミストが論じていました。
そんな中、米国ではオバマ大統領が誕生したことで米国民だけではなく、世界中の人達
の期待を背負うこととなり、オバマ陣営による
経済政策が注目されていました。
目指す方向性は間違ってはいないと思うのですが、環境・エネルギー事業の拡大を始め、
実現するまでに何年かかるか分らないものが多いです。
資金も膨大に必要となります。ですので、この金融危機は数年程度では解決できないと
思って
外貨投資を行うべきです。現時点で長期的なポジションは取るべきではないです。
大きく円高が進むような場合は、速やかにポジションを閉じるべきです。ですので、各種
手数料が割安でなおかつ
信託保全がある取引会社を選ぶべきです。
外貨預金の場合も、大手都市銀行は信用度が高いため各種手数料が割高です。それより
も
ネットバンクを利用して外貨預金を行う方が良いでしょう。
外貨の両替手数料が大手都市銀行の5分の1程度となっていますので、大きく円高が進むときには思い切って解約してもそれほど痛みがありませんのでおすすめです。
とにかく、オバマ政権に対する期待が大きいだけに失望するような経済政策、金融政策
が発表されると暴落する可能性が高いです。ですので、今後も外貨投資を行うのであれ
ば、これまで以上に米国の経済動向に注目する必要があります。
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