『外債投資の買い増しについて』
<トピックス>
富国生命は、2007年度の
一般勘定資産の
運用計画で、
外債投資を約1000億円
買い増す方針を明らかにしたもようです。
いま現在、国内の
長期金利が1.8%割れの状態であることから、
内外金利差に
着目して、
米国債・
ユーロ債を中心に
外債を買う方針を固めたとされています。
また、
国内債券は、
日本国債を中心に500億円買い増す方針としながらも、上述
したとおり、長期金利が1.8%割れでは買うことはないとしながらも、仮に1.8%を
超えた状態になれば、買いに入るとしています。
株式投資は、2007年度に50億円買い増しを計画しているもようです。
条件としては、
日経平均が新年度に入ったときに1万7000円台が保たれてば
1万7000円円前後で買いを検討するとしています。
長期金利に関しましては1.6─2.1%のレンジで推移すると予想しております。
1.8%割れでは
円債を購入するつもりはなく、1.8%を超えた時点で買いを検討
し、買いに入るとしています。
記事読んですごいなと思ったのは、2006年度末の
円債残高は約170億円の
純増となると見込んでいる点です。
その内訳としては、2006年は、長期金利が1.9─2.0%ぐらいに推移していた
際に、大量に入れ替えを実施し、下期は長期金利が低下傾向で推移したため、
円債を積み上げずに、
外債投資を中心に行ったもようです。
2007年度も米国債、ユーロ債を、その他通貨国債(
英国債・
カナダ国債・
豪国債)を10─20%という配分傾向が続くと富国生命は見込んでいるようです。
ご覧頂きまして誠にありがとうございます。
「以下の記事より引用」
(ロイター)
『外債投資約1000億円買い増しの方針=07年度・富国生命運用計画』PR