サブプライムローン問題が浮上してから、金融市場全体が信用
不安に揺さぶられることとなり、リスク商品から債券などの比較
的リスクが低い商品へシフトされる動きが活発化しています。
外債の魅力は債券を発行する国、あるいは企業といった発行体
が元本を保証し、かつ定期的に利子を得る事が出来るんです。
もしかしたら、外国債券への投資と、
外貨預金との具体的な違い
に戸惑うかたも多いかもしれません。外国債券はあくまでも債券
であって預金ではございません。
債券はリスクが低いといっても債券投資ならではのリスクがある
ことを十分に注意していただく必要がございます。
外国債券の取扱いについては、証券会社の店頭、もしくは証券
会社のホームページで、簡単に調べるとこができます。
実際に各商品の中身をみると、外貨預金と比較すると高い利回
りの商品が多いことに気がつくと思います。
なので、利回りだけをみて、外債への投資はとても魅力的に感じ
る方も少なくないのではないかと思います。
しかし、外国債券の場合、高い利回りとともに、いつ償還を迎える
のかもあわせてチェックする必要がございます。
いくら外債の高い利回りであったとしても、償還が20年後では購入
するのに気が引けてしまいますよね。
特に債券の場合は償還までの残存期間の長短が投資のリスクの
大きさを左右するので、まず真っ先に残存期間のチェックすること
が重要なポイントとなります。
なぜなら、債券は金利が上昇すればする程避けん価格が下落し、
逆に金利が低下することにより債券価格が上昇するからです。
もし、償還前に換金する場合は、債券価格で売買されますので、
この際の金利が上昇していた場合は、債券価格が下落し、損益
がでてしまう可能性がございます。
以上、外国債券投資は為替レートの変動だけではなく、通貨国
の金利動向も損益を大きく左右いたします。
ですので、外国債券に投資される場合、為替レートと金利動向
の2つの側面から投資タイミングを判断する必要がございます。
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